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2020-09

訃報 池田晶子

突然の訃報でびっくりしてしまった。病気だったのだ。
分かりやすい言葉で哲学を語り、生死とは何か根源的な問いを考え直させてくれる人でした。

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熱心な読者ではなかったけれど、週刊新潮の連載は愛読していていた。
僕も雑記ブログでも幾度か書いたし、「14歳からの哲学」などベストセラーになったのは若い世代にも共感を持つ人も多かったのちがいない。
この不安な時代にもっともっと書いてほしい人だった。
まだ46歳だったのに。以下は雑記ブログより

哲学のような人文科学でも天文学のような自然科学でもテーマがあまりに壮大になり、突きつめて考えるような学問は迷宮に囚われることがあるような気がします。
先日も週刊誌を読んでいたら哲学者の池田晶子が「人はなぜ死ぬか」を語っていて、病気であっても事故であっても、それは死の条件であって原因ではないといいます。つまり、生きているから死ぬのだと。それはそうだけど。
そういえば形而上学的な悩みで最初に自殺した人間は古代ギリシャの哲学者エンペドクレスといわれてますね。天文学も何千億年という時系列ばかり考えていると日々の小事が虚ろになってしまうかもしれない。
以前に紹介した鳥居耀蔵は官吏だった頃の酷薄さと幽閉されてからの慈しみの深さは天と地ほど違います。でもまぎれもなく同じ人なのだ。
耀蔵の父林述斉は次のように心構えを説いた。「小善は大悪に似て、大善は非情に似たり。目前の気受けなど気にせず、大善実現のために非情に徹せよ」。
真理かもしれないけど人は日々を生きるものなのだ。真理を探るのは人間の特権だけど、囚われてはいけないのだ。
「鋼の錬金術師」の死からの再生、「ジャイアントロボ」の永久機関のようなシズマドライブ…限りない悪魔ような所業は美しい魂から始まることを教えています。
「エースをねらえ」の宗方コーチは「この一球は無二の一球なり」と言っていましたね。
だからこそ、この一球をこの一日を大切にしなければならないと。
マンガ・アニメですべて学習するのもどうかと思うけど、すべてに学ぶことはあるのだ。

こんなことを考えさせてくれる人でした。
ご冥福をお祈りします。
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