2009-11

スオミに憧れたのはシベリウスと

そうか、シベリウス(フィンランドの大作曲家)ってやはり日本でより人気の高い作曲家だったのだ。
今年はシベリウス没後50年で日本でも演奏会が行なわれる。日本は世界に先んじて北欧の音楽を愛し、高く評価してきたのは、その言語・文化・感性が東洋に近いからなのだという(日経新聞)。

fulinnranndelia.jpg

シベリウスの音楽を聴くと森、山、湖など北欧の風景が見えるといわれるけど、それは全世界に通じる感性ではなく、「日本人は音から風景を見ることができる。けれど民族によってはザワザワとした音としてか感じない」らしい(日本シベリウス協会理事 新田ユリ)。
日本以外で人気が高いのは米国と英国で、南欧では北欧音楽はすこし遠い存在という。
ブルーノ・タウトが言ったように日本は目に美しい文化でもあるけど、音にも美しさを発見する文化ですね。芭蕉が詠むように蝉の声、蛙の飛び込む音にも美しさを見い出します。
水琴窟の音を喜ぶのは日本人くらいじゃないかなあ。
さらに日本では水はさらさらと流れ、星はさやかに輝きます。
交響詩「フィンランディア」は美しい曲です。瞳を閉じると美しい風景が広がります。
五木寛之の短編にに「美しきスオミの夏に」(スオミとはフィンランドのこと)というのがありますが、小説のなかだけではなく、なかなか日本びいきの国らしい。スオミとはまた美しい響きですね。
外国に行くことはないと思うけど、ここは一度行ってみたいものです。

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