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2011-11

黒船が大河に乗ってやって来る「江戸の本屋と本づくり 続・和本入門」

書物好きの日本人はどのように形成されたか。多量に本がつくられ売買された京都・江戸の本づくりの様子から、和本を通して日本人の書物観を探るとあるのは「江戸の本屋と本づくり 続・和本入門」(橋口候之介)。
鎖国時代、箱庭のようななかで慈しまれた文化だったけど…。

一方、米インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムが年内にも電子書籍の日本語サービスを開始することが10月20日、複数の関係者の話で分かった。専用の購入サイトを開設し、スマートフォン(多機能携帯電話)などに配信する。ネット通販で築いた日本の顧客基盤を生かし、国内の電子書籍市場を開拓する方針(時事通信)。

いや、恐るべき変貌の予感がするよ。

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まあ、小説やマンガなどのコンテンツそのものが変わるわけではないけど、この本にあるとおり、多様な文化が本という媒体、本づくり、本屋などの流通など全体として育まれたというなら、この黒船は日本人の新たな覚醒をもたらすものか、グローバル化のなかで独自性を失うのみの衰退を招くのか。
古来、日本はアジアからも西洋からも巧みに技術も文化も取り入れ、独自なものとして昇華し発展したけど、島国(多様な自然)という地域性にもよる固有な環境に育まれた精神はあまり揺らぐことはなかったけど、ネットは固有な環境も楽々と越えてやってきますからね。
まあ、進歩・進化とはそういうものと言ってしまえばそうだけど。

【BOOK】平凡社ライブラリー746「江戸の本屋と本づくり 続・和本入門/橋口候之介」
発売日:2011/10 価格 1,470円 (税込)

現代日本の書物のルーツは和本にある。いま手にする和本の多くは江戸時代につくられた。京都・大坂・江戸では、大衆文化の興隆により、驚くほど多くの本が生み出され、流通していった。和本の持つ魅力が日本人の書物観を形づくったのである。江戸の本づくりと流通の仕組みを明らかにし、ますます面白くなる和本の世界がここにある。
平凡社や橋口候之介氏はどう考えるのだろうな。
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