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2010-12

情報端末から距離を 人と「つながる」は錯覚

実は大病をして手が不自由になった(手だけではないけど)。
だから携帯電話は持っていない。
使おうと思えば使えるけど、まあ、なくてもなんとかなるしね。
スマートフォンも気にはなるけど、あまりに便利すぎてどうなのとも思いますね。
月読寺住職 小池龍之介氏が日経新聞のインタビューでかくのごとく語ります。

「デジタルツールを通じて人と人がつながるといわれますが、それは錯覚です。ネット空間の情報の海の中で誰もが共通して強い関心を抱くものがあります。それは「自分の所在」です。自分が人からどう扱われているか、大事にしたいと思われているか…。すごく気になるのです。皆から認められたいというのは、誰もが抱く気持ちですが、自分あてのメッセージが生存に役立つ情報だと錯覚されています」
「ネットでなにかを発信すると10秒後に答えが返ってきたりします。すると、あ、相手をしてもらえた。つながっているんだな、と感じます。その瞬間は気持ちがいい。ここに大きなワナがあります」
「返事が早くもらえないと不安になり、不信感や怒りに襲われます。しかも次の反応がきても前ほどは気持ちよくない。何か足りない感じがして、もっと速く、もっと多く、という循環に入り込みます」
「ネットで空間で本当に売られているものは何だと思いますか?実は「自分」が商品になっているのです。誰かに見てもらえる。誰かとつながっていることが商品となっている。つながりがほしいということは、裏を返せば、みんな寂しいということです。寂しさが商売のネタになっているといえるでしょう。情報ツールと距離を置かないと、人は現実の身体感覚を忘れ、言語だけであれこれを考える「脳内生活」になってしまいます」

ロマンチックな言葉の例に「僕らは遠く離れていても、この空はつながっている。ぼくらは一緒の星を眺めている」というのがあるけれど、ネットのつながりってあれくらいロマンチックなもの程度に過ぎないのだね。
ネットで売られているのが「自分」というなら、正当な対価をきちんと払わないと自分を安売りすることにになってしまうなあ。

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デジタル化の波は教育現場にまで押し寄せている!
【BOOK】デジタル教育は日本を滅ぼす 緊急提言! 
便利なことが人間を豊かにすることではない!/田原総一郎
発売日:2010/08 価格 1,470円 (税込)


書籍の電子化はもはや急速に浸透しつつある。世の中のすべてのものが便利なデジタル化に進んでいる。そしてついに教育の現場にもデジタル化の波は押し寄せてきている。教科書がデジタル化されようとしている。便利で経済的だからいいじゃないかという声の元に。ここでよく考えたい。教育の現場に利便性の追求は必要か。教育の現場を経済性でとらえてよいのか。
デジタル化の大きな波が来ている今こそ、教育について考えるべきだと著者は訴える。戦後教育の失敗により、コミュニケーションを失ってきた日本人が、デジタル化の波にのまれ、さらに大きな過ちを犯そうとしている。日本の教育が危ない。戦後教育の変遷をたどりながら、デジタル教育に一石を投じるための著者渾身の緊急提言!
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