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2010-10

歌謡曲の奥深い魅力 「いいじゃないの幸せならば」 佐良直美

今のJ・ポップは等身大の自分を吐き出す歌詞ばかりだが、歌謡曲は違う。でも虚構ばかり歌っていても聴き手には伝わらない。どこまで歌手が歌の世界に入り込むかが重要」
「現在は自分で曲や詞を書いて歌うシンガー・ソングライターが主流だが、昭和期には作曲や作詞を専門にする職業作家と歌い手の分業体制が確立していた。虚実がない交ぜの音楽世界が広がる中で歌い手は表現力を磨き、それが歌謡曲の魅力なっていた…」

と言っていたのは歌手でもあり作曲家でもある宇崎竜童。
山口百恵の「横須賀ストーリー」などの作曲でも知られますね。
シンガー・ソングライターであった、この人がそう思うのだね。

佐良直美の「いいじゃないの幸せならば」という歌謡曲。
レコード大賞も受賞した歌だけど、僕は一度もいいと思ったことはなく、何がいいんだろうと思っていた。
でもいつだったか、NHKBS「歌伝説・愛の賛歌 作詞家岩谷時子の世界」でこの歌を歌う佐良直美はすごいとはじめて思った。
詩も曲も歌声も、数多くの希望、勇気、愛…それに伴う困難や悲しみ、そのすべてを諦めたような歌なのだ。
子供に分かるわけがない。
もしかしたら大人だって永遠に分からないような詩とそれを体現する佐良直美の歌声なのだった。
簡潔な詩に抑揚のない歌声に無限の虚ろが漂っている。
抜群の歌唱力を携えながら、なんの抑揚もなく歌う「いいじゃないの幸せならば」なのでした。
まさに「虚実がない交ぜの音楽世界が広がる中で歌い手は表現力を磨き、それが歌謡曲の魅力」を体現した名曲です。

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【CD】佐良直美/ゴールデン☆ベスト デラックス
2010/11/24発売 価格 4,000円 (税込)
ヒット曲満載、充実の3枚組!

コンプリート・シングルス + ヒット・カバー・コレクション
<新曲「いのちの木陰」発売記念リリース>
昭和歌謡の決定版が全60曲のデラックス仕様で登場!
これまで発表された全シングルのA面曲に人気のB面曲、
さらには様々な年代のヒット・カバーも10曲を追加収録!

新譜 佐良直美/いのちの木陰(2010/11/24発売 価格 1,500円)も発売されます。

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