2010-05

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少年時代、僕の夢はデジャー・ソリス姫と結婚することでした(マジで)。

「ジャンルで言うと『少年文学』と受け取られて構いません。極端な話、小学校高学年から読んでもらえる。同時に、ハードでシリアスなものを求める今までの僕の読者にも読める。間口を初めて、限界まで広げました」

誰あろう、高橋源一郎の新刊『「悪」と戦う』のことです。

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主人公は3歳と1歳半の兄弟に小説家の父親。顔に大きな障害のある女の子との出会いを機に、子どもたちは時空を越えた「悪」との戦いに旅立つ。ひねりの利いた展開のなかで「現代の悪とは何か」という難しい問いを、読者それぞれが深めることが出来る作品。
高橋源一郎が学生時代から何十回と読み返してきたイタリア メルヘン文学の傑作、イタロ・カルヴィーノ著「まっぷたつの子爵」が念頭にあったという。砲弾で身体が善と悪のまっぷたつなった子爵が面白おかしく、深い物語(中日新聞)。

善と悪、強者も弱者もともに必要なのだ。切り分けることは出来ない。
デビュー作「さよなら、ギャングたち」とちがい、本作は希望に溢れます。

「悪」と戦う
高橋源一郎/著
出版年月 2010年5月 税込価格 1,680円


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さて、話は飛ぶようだけど、1957年の学研の学習年鑑理科篇の火星の紹介にはこう書かれていた。

1956年の9月には32年ぶりに大接近した火星の表面は赤みがかったオレンジ色で、南極と北極には白く輝くところがあり、これは極冠といい、冬になるとできる氷の原だと思われます。火星が春になるとこの氷がだんだん小さくなり、そのかわり、赤道近くが緑色になってきます。ちょうど、氷が解けて川の回りに植物がはえているようなありさまです。ちかごろ、大望遠鏡で調べたところ、この緑色は、コケのような植物であることがわかりました…。

と続いていて、執筆は東京天文台 富田弘一郎とありますね。
そのうえ、運河説などあったのだ。してみればこの頃はまだバロウズの「火星のプリンセス」もSFではあるけど、ある程度リアルな夢でもあったのだ。火星の紹介と一緒に読むとリアルとSFが混在して、未来は夢に溢れた。
そして科学は未来を開く夢を実現するものとするものと信じられていた。

そして、東京創元社の「火星のプリンセス」小説紹介欄には高橋源一郎がかくのごとく推薦していた。

「少年時代、僕の夢はデジャー・ソリス姫と結婚することでした(マジで)。」 

そうだとも。
このイラストに惹かれ、波乱万丈なソリス姫。
僕が助けなければ誰が助けるのか。
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