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2008-03

稲垣足穂 ボーイズラブの原点

ボーイズラブなる言葉もすっかりふつうになってしまった。。
あの少年愛の大家 稲垣足穂も予想しなかったに違いない。
稲垣足穂は特異な文学性もあって文壇から遠く外れたところにいたけど、『少年愛の美学』で第1回日本文学大賞を受賞を得て(三島由紀夫が後押ししたらしい)、一般にもずいぶん知られるようになった。
「一千一秒物語」が有名ですね。
ほかに人間の本質を口から肛門という空洞に見立てた(その周りに骨、肉、血管が取り巻いて皮で覆われたのが人間、つまり人間の中心は空洞なのだ)という「A感覚とV感覚」などの怪作も書いています。
こうなると美少女も美少年も形無しだなあ。
takumikun.jpg

また稲垣足穂は貧乏でも有名で(まあ、当時売れるわけがない)、あるとき黄ばんだ破れ障子見て、「あの障子紙、炙ったら焼き海苔の味にならんだろうか?」と言ったという話があって、ぼくはあまりに突拍子もなく、でもいささかそのような気もして、実は試してみた。
ならんのですね、これは。試してみたから間違いありません。
太宰治も表紙を替えて売れているらしいけど、今の時代にこれほどマッチした作家はいないのでは…。
なかでも「一千一秒物語」は題名も素晴らしいけど、めちゃくちゃファンタジーな掌編集なのです。

画像は「タクミくんシリーズ」(ごとうしのぶ著)からついに実写映画化された「そして春風にささやいて」から。
シリーズ15周年、400万部というから、タルホくん生きていたら何というかなあ。

【DVD】タクミくんシリーズ そして春風にささやいて  
2008-04-25  4935円 通販はコチラ

ぜひ、稲垣足穂の著作も並べておきたいものです。
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